午前十時の映画祭にて
学生の時に友人に誘われてなんの予備知識も無く『名画座』で鑑賞し衝撃を受け、以後映画館及びDVDで何度となく観続けているオールタイムベスト作品。
奇しくも今月10日で劇場公開40周年！
4Kリマスターなので映像や音は文句なし。
各バージョンの違いなどはネットを見れば詳しく書いてあるので特に明記しないが、先月実際にお亡くなりになられたタイレル社の社長役のジョー・ターケルさんの最後の映像（ロイの社長へのセリフが『ファッカー』から『ファーザー』に変更され明らかに『エディプス・コンプレックス』を示唆している）が劇場公開版とは異なり えげつないので思わず手を合わせてしまった...
（ヴァンゲリスも先々月に亡くなったね）
そういえばこの映画の舞台は2019年のロサンゼルス。ルドガー・ハウアーさんが実際にお亡くなりになられたのも2019年という事でやはり運命を感じざるを得ない。
『ファイナルカット版』は辻褄が合うし ナレーション皆無や一角獣の白日夢も含め想像力を刺激されるとても素晴らしい最終形態である。
でもやはり自分はクリストファー・ノーラン監督と同意見で劇場公開版が好きだな。これは理屈ではないんだよなぁ。
ノーラン監督のように「数百回！」もこの映画を観てはいないけどねw
この映画を自宅で観るときのお供には
ウイスキー『ジョニーウォーカー 黒ラベル』のストレートを大きめのグラスで。
必ず大きめのグラスでストレート！
（大事なことなので2回言いました^ ^）
