八州雄会

ブレードランナー ファイナル・カットの八州雄会のレビュー・感想・評価

3.5
21世紀初頭に遺伝子工学技術の進歩により発明された人造人間(レプリカント)を、宇宙開拓の前線で過酷な労働等に従事させていました。しかし、レプリカントは製造から数年経つと感情が芽生えて、人間に反旗を翻す事件が発生。事件を起こしたレプリカントを発見し解任(抹殺)する警察の専門官(ブレードランナー)の1人であるデッカードをハリソン・フォードが演じています。



ネタバレになるかもですが・・・



レプリカントって、レクサス6型とか製造番号とかあるので、アンドロイドの進化型のロボットの延長線みたいなのと思っていましたが、どちらかと言うとクローン人間的な感じのようで、銃で撃ったり、釘がさ刺さると、血が出るし、痛みもありそうです。

アンドロイドならX線とかで簡単に識別できるだろうと思っていましたが、生身だと識別するのが難しくて、変な質問をしながら微妙な反応を見て確認していました。

最初、人間を殺害して逃げ、地球に潜伏したレプリカントは、非情で残忍なイメージでしたが、実は「安全装置」の寿命年限を切って貰いたかっただけだったみたいで、なんだか悲しくなります。

デッカートは、逃げたレプリカント5名を解任する任務でしたが、結果的には自力でやれたのはダンサーとバク転女だけでした。

恋したレイチェルとは何年一緒に過ごせたのでしょうか?

1982年のSF映画で、当時としては斬新な映像と設定だったようです。設定が当時から約40年後ぐらいの2019年としていましたが、今となっては既に過去になっています。

暗い感じの映画でなんかパッとしない印象でしたが、後から内容を反芻するとなぜかジワジワ良くなってきてスコアが上がりました。