最新作を観る前の復習!
人工知能に対して人類が抱く畏怖というのはどうしても拭えないもの。
それなのに、やはりより人間に近いものを作ってみたい人間もいて、そう遠くない未来に無視することができない問題を、この空想未来では見事、形にしています。
見渡す限り人工物で酷くごちゃごちゃした世界。
新宿歌舞伎町からイメージを受けたというのが納得です(笑)
さらに全編にわたって降り続ける雨。
物語の内容も相まって…なんて寂しい未来なんだ!
たしかに驚くほどの映像と重厚な物語で、観る者の度肝を抜く作品なのですが、レプリカント切なすぎるよ!
愛着を持ちすぎて物を捨てられない系の自分としては、ちょっとレプリカント寄りの考えを持ってしまいました。
「猿の惑星」にも繋がる、お互いを理解し認め受け入れることの難しさ。
同じ人間同士でも解決し得ない問題を、解決できる日を望んでしまいます。
とりあえず、最新作楽しみ!