途中しんどくて、気分が悪くなりそうだった。
裁判で、事件の詳細を男達に問い詰められるシーンは、止めてよと叫びたくなった。
決闘の有無や勝敗なんて、本当は重要じゃなくて、でも当時はそのようなやり方でしか罪を裁くこともできなかったのかと絶望。
そして最後まで、彼女が伝えたかった真実は誰にも伝わらなかったのかと思って胸がくるしくなった。
リ・グリに言い訳の余地は微塵もないと思う。最低。
現代も同じような事件が変わらずにあること、本当にやるせないなぁと。
事件を異なる三者から描くことで、加害者と被害者がどう捉えているのかが明確になっていた。
今も、性犯罪が無くならない、正当に裁かれない理由が分かる。悲しい気持ちになった。