このレビューはネタバレを含みます
ずっと気になってたやつ！
噂通り、重たい内容だった。
はっきり言って、胸糞は悪い。でも大事な問題。
ラジオでも聞いてたけど、女性にとってこの時代はほんとに闇やねえ……。見てて辛いよ。
テーマ的には、ラストナイト・イン・ソーホーと同じ感じ。どっちの作品も、現代においてもまだ解決されてない社会問題を提起してる。みんなで考え直していきたいね。
思い上がって都合よく解釈して女性を消費する男、まじでキモいしクッッソださいな。そろそろ気づいた方がいいよ。
結局の所、どうやったって女は男に力で勝てないんだよ。男性にはその辺をしっかり理解して行動してほしいね。
どこまでいっても女は男の所有物でしかなく、結局は男の名誉のために消費されてた。「マルグリットのために」とか言ってるけど本当は「カルージュとその家の名誉のため」でしかない。それならそうとはっきり言ったほうがまだマシだわ。完全に、マルグリットさんをダシに決闘しました感否めなかった。
あと、この時代、科学的な研究が進んでないことがほんとに辛かった。今も発展途上やけど、それよりはるかに科学が未熟だった。
エクスタシーが妊娠の要だと思われてたとか激ヤバやろ。この時代の女性は本当に苦労してたんだね……。
強姦されても声すら上げられない女性たち、ほんとに辛かったと思う。どんだけ傷つけられたら終わるんだっつー話よ。
マルグリットさんの意思はずっと無視され続けてて、最後にやっと彼女の思うように生きれるようになってた。よかったねえ……。
決闘に勝っても、ずーっと冷えきった表情だったのが印象的だった。最後に離婚したって書いてあって納得。それが正解やと思います……。
この問題は今もまだ続いてる。一刻も早く強姦した人を法で正しく裁けるようになってほしい。
あと、性教育がきちんとなされてほしい。大人も全員学び直す必要がある。これは人の尊厳に関わる大事なこと。
被害者が増えないことを願って。
