このレビューはネタバレを含みます
いわゆる黒澤明羅生門タイプのお話なんだが ものすごい一言で言うと「男の矜持は下らない」なんだが
多分一章のジャンのように、その環境で育ち頭っからそれを信じそういう生き物になってしまった男は、これに本当に気が付かないんだろうなあ、と思った 見えてないんだ、本当に それは罪より前の段階の、生き物としてのステージの話なんだろうな……下らない生き物だ 私はそれでも令和の世に生きているから「下らん!死ね!」で終了だけど、その世界で生きてきた多くの女性たちとまだマシだった一握りの男たちがいたんだよな
ゆうてこの時点で西暦で1386年 こんな長い時間かけて人間社会がそう育ったのは、人間という種の下らなさすら表している……と思って……人間嫌モードになっちゃった……