フラストレーションを溜めに溜めてからの全てを決する決闘が泥臭くリアルで息を呑む。
中世フランス、騎士は妻が強姦されたことを訴えるも、被告が無実を主張したため命を懸けてどちらが真実かを決める。
映画『羅生門』の形式で、
妻の恥辱を晴らそうとする騎士、
訴えられた友人の従騎士
被害者の妻の3人の目線で展開。
事象は同じでもそれぞれの捉え方が違って、
話が進みに連れて
正義感にあふれた夫が周りが見えない頑固者に見え、
色男がとんだクズ野郎に様変わりしていく。
男の愚かが浮き彫りになり、
真実を追求できても虚しさが残るラストだった。
「レッツ&ゴー!」