AB型の末っ子

最後の決闘裁判のAB型の末っ子のレビュー・感想・評価

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)
4.3
ジョディ・カマーで過去鑑賞。

リドリー・スコット監督作だから、父が円盤を購入して一緒に鑑賞しました。

正直重いし気持ち悪いけど、展開がめちゃくちゃ面白い。

特に、「あの」シーン。
主観が誰かによって「事実」が全く違う、ということ。
結局、「真実」は神に委ねて、血で解決する。
人間ってやっぱり醜い生き物だなぁ、と。

ジョディ・カマーの魂のこもった演技に胸が痛かった。
マット・デイモンやアダム・ドライバーの自分しか頭にない男達の演技も、面白かった。
ベン・アフレックのちょっと離れた感じが一番好きだった。ああいう人が長く生きるんだよね…。

悲しいけど、歴史って繰り返されるから、こういう映画を通して、多くの人が人間の負の部分や愚かな側面を理解すると、少しはマシな世の中になるのかもしれない。