最後の決闘裁判のironのネタバレレビュー・内容・結末

とても面白かった。

じわじわ後からくる面白い史実映画。

ジャンの妻マルグリットを親友のジャックがレイプする。
マルグリットはレイプを告発し決闘裁判が行われる。
３章構成で上記３名の視点で描かれる。

それぞれ自分の大事することが異なるため、それぞれの仮想現実が異なるところが非常に現実的でおもしろい。現実もこう捉えるしかないもんね。

ジャンは自分と家名を大事にする。マルグリットも家名の次ぐらいには大事にしているかな。…他視点から見るとだいぶ愚直で強情。己の不都合は眼中にない感じかな。
ジャックは自分と他社との関係を大事にする。
…他視点からみるとジャンとピエールとの間を取り持つ。マルグリットは自分のことを愛しており、いけない火遊びをしたと思っている。
マルグリットは自分と家庭を大事にする。これは完全に客観視点なんだと思っているが、ジャンとの関係はあまりうまくいっていなかったし大事なことを教えてくれない奴。ジャックはやべえ奴。友達視点でマルグリットを観たらまた違うのかな。

本も読んでみたくなった。