Nao

祈りのもとで 脱同性愛運動がもたらしたもののNaoのレビュー・感想・評価

3.7
EX-GAYという言葉のインパクトがすごい。
脱同性愛と転向療法。pray the gay away 神に祈ればゲイではなくなるという思想らしい。
この映画は元脱同性愛の指導者達の反省文的インタビューがメインで、活動に対してはアンチより。

キリスト教とLGBTQとの関係についての知識があまりないので、誰がどういう立場でどうなってるのか理解するのがちょっと大変だった。

かつてのexodusのように、否定し罪悪感を抱かせるのではなく、FMの活動のように自分で選んで変わりたい人、変わったことを誇りに思えるように支援する活動になったのは、誰かの価値観で決めるのではなく、自分で選べるようになったということで、大きな変化な気がする。

アメリカ社会において、宗教の影響力はすごいということと、多くの人が心の拠り所にしているということに改めて気づく。今の教会の立場はよくわからないけれど、クリスチャンでゲイは苦しかったのだろうということはよくわかった。
Nao

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