序盤で『カード・カウンティング』に
ついての解説がある。
場に出たカードをカウントして
ブラックジャックで勝率を上げる
テクニック。
一応、禁止行為らしいですが…。
あまりにもシンプルでこれで本当に
勝率が上がるとは思えない😅
パンフレットによるとこれで勝率は
1%しか上がらないそうな😅
さらに劇中ラ・リンダと組んでから
はブラックジャックじゃなくって、
ポーカーで勝負してる。
つまりカードゲーム勝負はあくまで
主人公が稼ぐ『手段』でしかない。
自分と同じ『仇』を付け狙う青年を
計画から取り除いて堅気の暮らしに
戻す為。
稼いだ金で青年の頬をひっぱたき、
身に染み付いた『技術』で脅迫し
母親の元に帰そうとするのだが…。
モーテルでの奇行や夢に顕れる彼
を苛み続ける『罪』。
最終的に仇を始末する場面の演出。
オスカー・アイザックの存在感。
ファム・ファタルの類型から逸脱
した、それゆえに魅力的に見えた
ラ・リンダの佇まい。
は、素晴らしかった。
鑑賞後に思い返すとビックリする
くらい魂のゆくえと同じ話だった
なー😅
劇場鑑賞通算694本目。