このレビューはネタバレを含みます
「俺が人生で培ってきたノウハウを全て君に注ぎ込んであげるよ」
「はい！先輩！✨」的な、蕁麻疹が出そうな“師弟関係”が築き上げられていくストーリーとばかり思い込み、観賞し始めた
でも全然違った
ある中年男性が、出会ったばかりの若い男にどんどん入れ揚げていく(性的意味はない)
同じ憎むべき相手を持つ者としてこの若いツバメくんの復讐を諦めさせ暖かい南の国へと導こうするのは、恐らく彼を自分に見立てた平和的代償行為
しかしツバメくんはゴリゴリと無償の好意を寄せてくる中年男性にさほど興味を示さず「オレ暇なんだけどー？」とでも言わんばかりにソファでくつろぎまくる(もっとありがたがれよ…😮💨)
ストーリーの構成上「ちょっとトイレ」にも行かされる
そしてもはや携帯マストアイテムになっているのかオツなmy拷問グッズを持ち歩いている中年男性は、“目立たないように”という自らに課した人生のモットーすら安々と手放し、ラストでなかなか派手にやらかす
(まあ暗闇の中だったから目立たなかったと言えなくもないが)
なんなんでしょう？あのうめき声は？
グエグエいうてたけどほんま趣味悪くて半分コメディかと思ってしまった
しかし終わってみれば不思議なことに、たぶん制作者が狙ったのとは全く違う部分で個人的に面白いと感じた映画だったのだw
これ、もう一回観てもいいかも
USA!USA!耳障りー
オスカー・アイザックの髪の毛は衰えることを知らない
