ひれんじゃく

カード・カウンターのひれんじゃくのレビュー・感想・評価

カード・カウンター(2021年製作の映画)
3.3
何が言いたいのかよくわからなくて悲しい。でも戦場で行われた捕虜に対する非人道的な行為(そういうことがイラク戦争あたりのときに実際にあったんだと恥ずかしながら初めて知った)と、その犠牲になった人々を描いてるのかな?とは思った。

泊まってるホテルの備品を全てシーツで覆う異様さはここから来たのかと納得のラスト。救いはない。謎めいたオスカー・アイザックの過去が少しずつ解き明かされていく展開にはワクワクしたけどいかんせんポーカーミリしらなのとあまりピンとこない表現多発で悔しい。製作陣にスコセッシがいると見て流石の静けさの表現だなと大変納得してしまった。途中でUSAギャンブラーが出てきたけど、主人公が元軍人で上官に罪をおっ被せられて刑務所に入ったことを考えると国への批判とかも込められてそうなどと思ったがわからない。かなしい。
ひれんじゃく

ひれんじゃく