抹茶

LAMB/ラムの抹茶のレビュー・感想・評価

LAMB/ラム(2021年製作の映画)
3.7
何か捻りのある一線を画す作品を見せてくれるだろうの代名詞になりつつあるA24配給作品。
主演はノオミラパス。
この人銃火器ないと映えない系女優さんと思ってたから絵的に大丈夫なんかなと思いきや、彼女のお芝居に驚いた。
彼女の芝居で成り立ってる側面もあったような。

感想は、意外に話自体はシンプルで分かりやすかったのかな?と思う。
人生における唐突な喪失
そして喪失との向き合い方
映画のテーマはこれだろう。
正直出オチ映画感は拭えないが、じゃあ最後のアレは何なのか?
どこから来たのか?
元々いたのか?
なぜマリアではなくイングヴァルだったのか?
などなど答えが出てない余白部分が多々あるが、これはこれで自分は良いんではないかと思う。
個人的に思うのが、最近の映画作品の傾向で説明的シーンが多い。
なんなら演者がセリフで説明する件とかあったり笑

答えは出なくても、アレはあーじゃないか
アレはあーいう事じゃないのか
いやいやアレはあーじゃなくて、こーなんだ
こういう映画の余白部分、ユーザーに委ねる部分、監督さんは和えて残していると思う。
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