映画の直後に食ったジンギスカンとハイボール最高。
鍵盤の「ミ」をずーーーっと押し続けるような映画だった。
「ド」を押し続ける程、陰鬱な空気ではないけど、「ファ」以上の明るい空気や展開にもならない感じ。
正面からのカメラ構図が多い割には物語や登場人物の心情は見えない不可思議な展開が多かったのがある意味印象的です。
良くも悪くも視野が狭くなってる錯覚を味わえそう。
個人的に印象深かったのは写真の羊の群れにクローズアップされて、羊の声が鳴り響くシーン
アダちゃんの「あれら」と「自分」の違いはなんなのだろうと自問してるような心細さが感じられるシーンでした。