このレビューはネタバレを含みます
北欧映画っぽいダークさに加えて、どんよりとした天気や白夜が続いて重い雰囲気な映画。
アダの出産シーンで、アダを映さずに夫婦の表情だけでヤバそうな感じが伝わってきて、いったい何が生まれたんだ!?とドキドキした。
実際、アダが羊と人間のハーフで最初は気味が悪かったけど、一緒に暮らすうちに人間ぽさがでてきて、中盤はハートフルなファミリー映画でした。笑
最後にアダと出かけた旦那さんが羊人間に殺され、アダが連れていかれた後に遺体を見つけたマリアのアップで映画は終了。
オチとしては弱いかなと思ったけど、映画を通して波がなかったから、最後だけ勢いよく不幸が続くバッドエンドにしなかったのは正解なのかも。
犬が殺されたのは、これからバッドエンドに向かうためのきっかけ作りだと思えるけど、犬が死ぬのは個人的に悲しい😭