随分と不気味な話なんだが、風光明媚なアイスランドの田舎の風景が中和作用を果たして牧歌的な気分にもなる。なんとも不可思議な作品。
そうは思いつつも産まれた奇妙な何かを受け入れた夫婦に夫の弟がどう絡んで展開を生み出すかと期待していたら、そう大した事も起こらずにフェードアウトしてゆくから、これは果たしてどうなるのか…と観ていたら、ちょっと衝撃と云うか、唐突とも取れるラスト。
これはどうなんですかね?この奇妙な何かについては、もしかしたら北欧アイスランドに古くから伝わる伝承とかがあるのかも知れませんね。
例えば日本なら鬼みたいにね。