このレビューはネタバレを含みます
正直あまり理解できてない。
無駄のない洗練された映像美と、それに伴って全体的に説明が足りない感じ。
この作品はもう一度親になりたい人間のエゴが描かれてた。
過去に娘のアダを亡くした悲しみを背負ってるのに、羊アダの母羊のことは躊躇いなく射殺しててイカれてるし、羊を家畜として下に見てるんだなと思った。
舞台のアイスランドはキリスト教徒の国だから、キリスト教における、下僕とか従順な奴隷っていう羊へのイメージが反映されてるのだと思う。
十二支で言う羊は平和の象徴で、中国では幸せな家庭を意味するらしいけど、どれも作品のイメージに当てはまる。
ラストシーンは自業自得かな、片親殺して子供を連れ去るのは序盤に人間側がやったのと同じこと。
A24作品当たり外れ激しい