このレビューはネタバレを含みます
田中みな実先生とにしなが好きで見た。
登場人物の大半が好きじゃないけど、不思議と嫌いでもない。
登場人物が薄っぺらいし演技うまくないしなんか安っぽく感じてしまい映画としておすすめはできないけど、自分はどうなんだろうってあれこれ考えるきっかけになる、個人的には好みのタイプの見て良かったと思えた作品。
自分のことは棚に上げて、誰かの価値観否定したり、相手に価値観押しつけたり、自分も含め悪気なく何気なく何なら善かれと思ってやっちゃってる感じが、痛くてずーっと息苦しさと違和感を感じていたけど、
「ありがたいアドバイス、ありがとうございます! けど、うるせぇよ。」
って終盤のセリフが痛烈にぶっ刺さってきて、ちょっとだけ脳汁でました。
終盤の30分がもっと激しく突き抜けていたら最高にスカッとできたと思うけど、
最後のおじさんの「おれは、何もしてないの。プハー!」が素敵すぎて全部どうでもよく思えました。
あれ?なんか書いてるうちに良い映画に思えてきたぞ?笑