NHK夜ドラマ「恋せぬふたり」を見始めてから自分にとっての当たり前というのがグラグラと揺らいでおります。
この映画も、女性なら「うん、わかる」と共感することが山程あるけど、「共感」だけではまだ足りないな。と思ってしまう最近。
「恋せぬふたり」のようなパンチ力が欲しい。そうでなきゃ届けたいところへこの想いは届かない気がする。
男性、女性、そしてどちらでもない人、誰がみても何かしらの「気づき」というものが必要なのだ。
みんなそれぞれを分かってないし、互いを傷つけている。
必要なことは、傷つけないことではなく、傷ついたことを知らせること。そして、何故そんな言葉や思想が生まれたのか考えさせること。
昨今風の時代とやらで、「傷つけないこと」に気遣いをしすぎている。
フラットに質問できること、感情を伝えられること。
自分の当たり前を疑えること。
そんな柔軟性を身につけたい。