実の父親と折り合いが悪い娘が、ある日その父親によって地下室に閉じ込められ、その後20年間地下室で過ごす話。
性的暴行の結果できた子供を育てる中で、動物園に行きたがる子供を宥めて部屋を暗くしてナイトサファリごっこをやるシーンが楽しげだけど泣けてくる。
父親の思考回路がサッパリ理解できないし、理解できないが故にとにかく怖い。フィクションならまだ救いはあるけど、実話ベースの映画で同じような事件が本当にオーストリアで起こったという事実が正直最も怖いポイントだと思う。
色んな人の人生を台無しにした、最悪の大犯罪者。兎に角恐ろしい。
震え上がるほど人が怖い話。
胸クソ悪いけど、そういう感情が揺さぶられたという意味では良く出来た一本だった。
しかしウィキペディア見る限り、実際の事件の方がキツいというのがまた来る…。
