「アットホームな 監禁映画」です
悲惨は悲惨な話なんでしょうが、エグい部分は
見せない作品なので精神的ダメージは少ない。
ーー以下ネタバレーー
自分の娘を20年間(実質25年)地下室に監禁して
子供5人(実際7人)との成長過程を
淡々と見させられ続けます。
ただ引っかかるのが、TV位しか外の情報を知り得ないのに、余りにも普通に一般会話が繰り広げ
られている事に違和感を感じます。
TVで知ったのか分からないが “ 友達 ” の単語が
出て来ますが、言葉の意味を理解しているのかが
引っかかります。もう外の世界を見た事がない的な
雰囲気の世俗違いなやり取りに、ハッとさせられる
シーンがあっても良かったかと・・・
あと父親の異常性がそんなに伝わって来ないのも
残念ポイントです。
トータル、あまりにもあっさり20年の監禁シーン
を流すので 見終わった後も特に残るモノもない。