murmur616

マンディブル 2人の男と巨大なハエのmurmur616のネタバレレビュー・内容・結末

4.6

このレビューはネタバレを含みます

 なんだか同監督作の中で1番好きですね。ラバーのタイヤも愛着湧いたけど、今作の巨大バエのドミニクも犬みたいでなかなか可愛かった。本物の犬はドミニクに食べられてショックだったけど(でも直接の描写は無いし、ギリ許せないレベル👍)。
 確実に半径1000㎞以内で同率1位のバカであろう主人公2人が愛らしくて良かった。放火に窃盗と、どう考えても犯罪者なんだけど憎めない。ことあるごとにやるトロ!が真似したくなる。
 展開も予想がつかず面白かった。マヌを旧友と間違えた全く知らん女性の家に泊まり込む展開が図々しすぎて笑った。
 ↑の女性宅のアニエスの末路が悲惨過ぎて笑っちゃいました。ドミニクを発見した時の間がギャグ線高くて好き。しかも犬食べの犯人にされて強制的に入院させられちゃうし。
 運び屋の荷物がギラギラの入れ歯だったり、隅から隅までふざけていて愉快でした。
 ラストは「ドミニクは戻らないかもだけど、俺たちには友情があるからいいぜ!」みたいになんとなくハッピーエンドを迎えるのも良かった。しかもドミニクが命じたバナナを持って帰ってくるし。観たら幸せな気分になりました。
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