気づいたら子どもの頃から定期的に観ている作品。
ヘンダーランドとかにもあるけど、親を筆頭に信頼している大人と会話が通用しなくなる流れが本当に怖い。ひまわりを邪魔だと払うみさえのシーンとかショックがすごい。
私はひろし、みさえ達の世代ではないので同様の世界観への懐かしさはないものの、自分にとって懐かしい時代に惹かれる気持ちはわかるし、それでもそこから動き出さねばならない苦痛もわかって観ていて少しのしんどさも感じる。
しんちゃんのコミカルさにそれが混ざるのがいい塩梅で、カラッと気持ちよく観られるのが良いバランスの映画だなあと思う。
しんちゃんの映画でこれを最も推す人が多いのも納得できる。