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Letters Home(原題)のyabaioriのレビュー・感想・評価

Letters Home(原題)(1986年製作の映画)
4.0
シルヴィア・プラス母娘の書簡をデルフィーヌ・セイリグと彼女の姪が読む朗読劇。そこでとりあげられる主題は女性の独立、金銭、名声、養育の困難、自殺といった、アケルマンのフィクション作品では馴染み深いものであり、結果としてプラスの物語にはジュリー(『私、君、彼、彼女』)やアンヌ、ジャンヌ・ディエルマン、そしてもちろんアケルマン自身の物語が響きあうことになる。美しい女優二人、見ていて飽きない。
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