このレビューはネタバレを含みます
人間愛のお話。
同性愛に発展するかもしれないギリギリのラインで視聴者にゆだねる形だったのかな。
いいなって思う部分と、これは理解できないなって部分と両方あった。
世界一周のような人を楽しませるウソに対しての本気具合はステキだったし見ていて楽しかったけど、ウソをつく事は結局自分を苦しめる事になるんだったら共感はできないかな。
最後お金を盗むシーンで、もちろん絶対じゃないし環境もあるとは思うけど、社会的に問題を起こしてしまう人の根本の原因って家族にある事が多い気がしていて、やるせない気持ちになった。
色んな愛の形があって難しい。
映像や細かいディテールは素敵なので見て良かったけど、良いお話だったのかは曖昧な気持ちになった。
けどこうやって考えさせられるって事は、ある意味良い映画なのかな。