なんか、本当に良かった。
最近よく思うのは、どれだけ好きでも一緒にいれない、いない方がいいことって本当にあるんだなってことで、この映画がまさにそうだった。でも、それでも2人は生きて存在していかなき…
とにかく組み合いのシーンが多い。
お互いを思うが故にこうゆうカタチになってしまうのはある意味理解できるんだけど、見る側としては見てて少しムズムズする。
ラスト、同じスピードでトラックと自動車が並走…
裸足で鳴らして見せろよって言ったときにあっやっぱり言っちゃうのかって。
なんでとにかく取っ組み合いをするのか私にはよくわからなかった。しかも握った手首にあざが残るくらいの取っ組み合い。
塩素をパスタ…
すごく抽象的で曖昧なものの積み重ねの中で、刑務所のシーンだけハッキリしてたのはなぜなんだろうか?
結局二人の間にあったものは同族意識だけだったんかな?
と色々と考えてしまうけど、答えがあるものだけが…
役者良し、演出良し、ストーリー良し。ただ、槙が直己の出所をひとりで待っていたのだとしたら、出所後すぐに結婚した直己はひどいやつだな、と思う。『PICU』では優しい麻酔科医だった甲本雅裕さん演じるイヤ…
>>続きを読むおそらくサブストーリーである、みどりさんに聞かせるために音を録音するというのがすごく好き。録音された音を盲目のみどりさんが聴いて旅行を疑似体験する映像も、そのときのみどりさんのキラキラした顔もすごく…
>>続きを読むまずこの父親がな、嫌すぎる。
最初の、半笑いで父親に付き合う様子がきつくて…。
目の見えない養母のために音をつくり物語を語る彼に惹かれるのはわかるよ…。
だから一緒に、できるだけ本当に聴こえるよう…
若かりし頃の名付けようもない関係、見てみぬふりをするしかない感情。同じ場所にいると思っていたらいつのまにか追い越されて、留まっていたのは自分のほうだった、そのことを知る一瞬の交差。すでに懐かしさすら…
>>続きを読む大多数の恋愛映画だとラブシーンになるところが格闘になってるのが興味深いなと思ってたら監督が舞台挨拶でその意図に触れてたのでなるほどと。イメージの反復とかしっかり映画的に練られているところも含めてなか…
>>続きを読む(C)2021 PFFパートナーズ(ぴあ、ホリプロ、日活)/一般社団法人PFF