純度100％グリーンランド産ティーン・ホラー。グリーンランドでは記録的な大ヒットを記録した（らしい。監督本人談）
物語は、６人の若者が孤島に遊びに出かけるが、そこで謎の幽霊に襲われていく、、という話。
正直、演出も冗長なうえに真新しさもなく、苦痛な時間が続きます。
Malik Kleist監督の作品は２本目ですが、やりたいことは分かるけど技術とリソースが追いついていない感じ、、音響には拘りを感じるけど、センスも微妙でカルト映画にもなり切れていない。
処女（本作では童貞）が生き残るというセオリーを壊すことも狙ってやっているのかよく分からないし、背中にナイフが刺さったまま「もうダメ、、」と歩いてくるところとか、笑っていいのか大真面目なのか分からない。

幽霊がフード被っただけの役者で走って登場・走って捌けるスタイルなため全く幽霊に見えないのと、撮影場所が大自然すぎて画面に虫が映り込みまくるところはご愛嬌。そんな作品です。