「ロミ+ジュリ」「ムーラン・ルージュ」のバズ・ラーマン監督のデビュー作。社交ダンスをベースにしたコメディ。
主人公スコットは社交ダンスのホープで次期チャンピオン候補。しかし、新しいステップを認めない社交ダンス界で、スコットは独自のステップで踊るためコンテストでは優勝できない。
優勝を目指すか、好きに踊るか。コンテストに向けてダンス経験の浅いパートナー、フランとの特訓を始める…
古くさいコメディ臭がしたので、最初は借りたの失敗したかな〜と思ったけど、途中でフラメンコダンサー(アントニオ・ヴァルガス)がフランの父役で出てきてから興味が沸いてきた。
「リズムは感じればいい」
ラストの手拍子だけで踊るパソドブレはワクワクしました。
一見、ダンスの話だけど、権力や旧体制と闘うのは社会でも同じなのかもな〜
「恐れながら生きれば、半分の人生だ」
恐れずに、自分らしく生きようって話。
主人公スコット役はモダンダンスのダンサーらしく、踊るシーンはさすが。屋上のコカ・コーラ看板の前で2人で踊るシーンは、何故か惹かれるシチュエーション。
最初は冴えないフランが、キレイになっていくのがありがちだけどよかった。