バズ・ラーマン監督デビュー作、元は舞台劇らしい。
デビュー作から3作連続で舞台劇絡みなんだね。
幼い頃から社交ダンスのトレーニングを受け、パンパシフィックダンスチャンピオンシップ出場優勝を目指す、王道的ダンスドラマ。
古くからのしきたりや型にはめられたダンスをするより自由な表現で大会に出ようとするスコットは、大会関係者から非難を受ける。
それでも信念を曲げずに突き進むスコットにさらなるトラブルが待ち受ける……
パートナー探し、恋愛感情の目覚め、大人たちの横やり、パートナーとのすれ違い、クライマックスのダンスシーンなど、この手の映画に求めるものがきっちり入っていながら尺短め。
半嫌がらせのようなことをする大人が裸の王様的になるのも痛快爽快。
良いものは認められ、人々の心を動かす。
爽やかな話だった。