メイン軸は『絶対に映画を続けたい6つ子 vs 絶対に映画を終わらせたい映画オリキャラ』。
『いや～実写化になっちゃったよ～』みたいなメタ発言から始まり、ひょんなことでクズニートの6つ子の中の誰か一人が金持ちの養子になれる！？というストーリーです。
養子に選ばれるため努力するぞー！といい話で終わるかと思いきや、メタ発言とメタ展開が効いてくる。
色んな松が脱線して勝手にあちこちでマフィアバディムービーしたり、ギャンブルデスゲームしたり、サナトリウム恋愛物語したり…
いやいや脱線し過ぎ！ってことでオリジナルキャラ（通称・物語終わらせ師）達が『ストーリーによく出てくる典型的キーパーソン』になってそれぞれのストーリーに入り込み、ストーリーを修正していく構成、映画あるあるを皮肉ってますね！
よし！ストーリー軸を戻したぞ！と思ったら、あれ？この場面さっき見たような…！？『なんだよこれ、タイムリープものかよ！』って第三者が突っ込むのいい趣味してるじゃん。
ストーリーの方向性がおかしい映画や、その展開何千回も見尽くした映画にこそ観てもらった方がいいのでは？
ラストがアニメのおそ松さんを覆す展開になりかかり『映画オリジナルの設定？うわー萎える』とげんなりしかけたら、今までの伏線を回収どころか付け足しててそっちに合わせていくスタンスが目新しすぎました。
Snow Man推し推しのところや、実写でやるとエグい下ネタはあるけど、映画の外側からの目線で繰り広げられ、あるあるネタのコメディ全開で楽しめました。
おそ松さんならではのカオスもありつつ、わちゃわちゃからのまとまりがよくて個人的にははなまるぴっぴ。
蛇足の私事ですが、おそ松さんに関しては2.5次元舞台・松ステが本当に本当に大好き過激派です。
出来る限りチケット買って会社休んだし、グッズもあるだけ買ったし、遠征したし、ファンレター書いたし、一人でフラワースタンド贈ったし。
なのに！
『“ジャニーズ”で実写映画化！』だと！？
久々の地雷でしたが、月日が流れ丸くなり鑑賞したところ、このような感想です。
むしろジャニーズ（以下Snow Man）なのにおそ松さん特有の下ネタ出来て感心。
ちなみに松ステで特にヤバかったのは、海パン姿のイケメン俳優がガチでローション被ったのと、股間に付けたポンポンを振りながら踊る演出ですかね。
ありがたいことに何度か最前列だったので心のファインダーに収めました👀ｶｼｬｯ!
あ、ただ映画は映画で別物！って認識だったのに、地下アイドルのニャーちゃんは松ステと同キャストだったの納得いかねぇ！！！！！
※お察しの通り、Snow Manに関しては全然詳しくありません。
私の推し、BL（ビックリするほどルックスがいい）版6つ子が観れるのはココ↓
https://youtu.be/XdMQVxK3TYA
