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スープとイデオロギーのすのレビュー・感想・評価

スープとイデオロギー(2021年製作の映画)
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どうして登場人物の夫がクレームを葬儀会社に入れているシーンを挿入したのか分からずに困惑してる。夫が家族になったってことを強調したいんだとは思うけど、見ていて辛いシーンだった。し、結局婚姻っていう国家が作り出した構造的暴力のレールに乗ってしまう…そういうものだとしてもね…

お願いでも抗議でもなくてクレームによって、人は容易くこちらとあちらで分けてしまうんだなってことを考えさせられる。

このシーンは見ていてひたすら葬儀会社の電話を取った人を心配してしまうし、そのクレームで怖い振る舞いをするのは抑圧にも近いよ…と固まりながら白けてしまった。自分たちがされてきた抑圧は誰かにすることで返すものではないから…
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