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パリのアメリカ人のchipのレビュー・感想・評価

パリのアメリカ人(2018年製作の映画)
4.5
1951年のアカデミー賞受賞の映画「巴里のアメリカ人」の舞台化、
そしてこのブロードウェイ作品もトニー賞受賞。
それをいつもの映画館に座って鑑賞できるなんて…
至福の時間でした。
ブロードウェイが映画館にやってきた!
正にそれです!
「キンキーブーツ」に続きこの作品も最高でした!


オリジナルはジーン・ケリーのタップが見事でしたが…
これは素晴らしいバレエと歌声を堪能しました。
彼が彼女を持ち上げる、リフトのシルエット、
それからラスト、彼女を抱き上げて回すシルエット、
なんと美しかったことか…♡


売れない画家とピアノマン、
そして資産家で俳優の卵…
オリジナルでは三角関係でしたが、
こちらは微妙な四角関係。。
押せ押せの画家と俳優よりも
お笑い担当の優しいピアノマンを応援していました。

一度も幕を下ろさずに、背景を変えるところも舞台ならでは。
見事にパリの街角がセットされたり
カラフルなペイントの背景だったり。
でも画家と彼女がデートするセーヌ川岸はシンプルで…
二人のダンスが際立って見えました~
そこに夕日が沈むシルエットが重なって…
すごくロマンチックでした♡

そんな舞台に大歓声をあげている観客の姿を見て
私もあそこに行きたいな~と思ってしまいます。

まだ夢見心地で
この舞台のYouTube 見ています~
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