ホワイトナイツ／白夜のKANAのレビュー・感想・評価

これは見応えあった。米ソ冷戦下という時代背景がよく表れてて、ピリピリ感が途切れない。何といってもそれぞれの母国を捨てた二人のバレエ＆タップのダンスシーンが素晴らしくてうっとり。まさに芸術は国境を越えたものというのを実感できる。脱走シーンにはハラハラさせられた。芸術、心情、政治的背景、アクション…と、いろんな要素が盛り込まれた贅沢な作品。