劇場公開された時には小学生でしたが、CMで流れる2人のダンスシーンが印象深くてずっと脳裏にありながらもやっと観ることができました。
あらすじなどの予備知識をまったく入れずに観たんですけど、はじめのミハイル・バリシニコフの踊るシーンに圧倒されてしまいました。
空気のように軽く舞ってるように見えるけど筋力だけ、身体ひとつでと思ったらもう…そして踊りのキレが良くて小さな仕草まで何もかもが絵になる…ほんとに踊りを見られたことがこの作品の大きな収穫となりました。
ストーリーのほうも興味深かったですけど、途中集中力が散漫としてしまいました。ただ観終わった後にネットで調べていたら、バリシニコフ自身の半生がこのストーリーと被る部分があったことを知って、よくそんな作品に出演することを決断したなあと思い巡らされました。
あ、あとこの時代のヘレン・ミレンの姿を初めて見たのでちょっと感動しました!