オープニングのダンスシーンは圧巻で今まで観たダンス映画の中でも指折りの良いシーンでした。
しかし、徐々にトーンダウンしてトータルでは、まあまあ面白いくらいの映画でした。
ダンス映画なんですが、ソ連からアメリカに亡命したダンサーが、飛行機のトラブルでソ連に不時着してしまい、もう一度ソ連から脱出しようとする、サスペンス映画でもあります。
ダンスはどのシーンも素晴らしいのですが、サスペンスのほうはダメでした。
クライマックスなんて適当に作られているように感じてしまいました。
もともとダンスが撮りたくて映画を企画してあとからサスペンス要素をくっつけたようですが、もう少し脚本を練れば傑作になったと思うので残念