サム・ロックウェルやエイドリアン・ブロディにシアーシャ・ローナンが出ている割に評価が意外に低かったので、いったいどんなものかと逆に興味を持ちつつ、観賞しました。
結果から言うと、評価ほど悪くないような、妥当なような、そんな感じです。
俳優陣の演技はまったく問題ないですし、話も破綻しているわけではない。ミステリー調のコメディといった感じで、軽妙さに重点が置かれているのかなといった印象。
しかし、それがなんというか、絶妙なバランスというより、中途半端な感じに映ってしまったのが敗因な気がします。どことなくウェス・アンダーソンを感じさせるアングルもあり、彼の映画が好きな新米監督さんなのかな、とも感じ取れました。
個人的な収穫としては、シアーシャが、今まであまり好きではなかったのですが、今作に限っては、役柄的にでしょうけれど、可愛いなと思えたことですかね。