アガサクリスティの「ねずみとり」を知らないととてつもなくつまらない作品。
実際、知らなかった私の家族は、B級推理ものにしか思えなかった模様。
大まかな話は、舞台「ねずみとり」を公演してる劇場で殺人事件がおこり、舞台のあらすじような状況になり、その原作者アガサも巻き込んで話がすすむ。って感じです。
とりあえずは「ねずみとり」のあらすじだけでもおさえておけば、ミスリードや犯人の動機も多少はわかるので楽しめるはず。
内容は最近増えてきたコメディ的なミステリーで、安い感じの演出にハマらないと辛いかも。
ヒロインのシアーシャ・ナーロンも刑事のサム・ロックウェルも魅力的。嫌な監督役のエイドリアン・ブロティもよく引き受けたなと、感心。
アガサ本人も出てくるのも見どころ。
アガサファンは、オススメ。