BROOK

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~のBROOKのレビュー・感想・評価

4.0
鑑賞日:2023年11月23日
パンフレット:880円


武蔵野線は、ネズミーランド行き――!


壮大な茶番劇の第2弾…
埼玉県民としてはやっぱり初日に鑑賞しないとね…ということで、、、
満を持して行ってきましたー!!

いろいろと言いたいところはあるけど、
とりあえず、それは置いといて…
感想としては、面白かった~♪


GACKTと二階堂さんは前作に続き、もうハマり役で…
新キャストの杏さんと片岡さんも良かったです!
個人的には滋賀のジャンヌダルクがカッコ良かったな。


前作のあらすじを冒頭で原作者がサラっと語ってくれるので、
観ていなくても一応問題無し。


映画は、さいたま市中央区在住の内田家が熊谷市で開催される綱引き大会に向かっているシーンから始まります。

娘の依希は出産間近で名前を決めようとしていて…

そんな中、ラジオのNACK 5から埼玉にまつわる都市伝説の第2章が語られ始める。


その物語では、麗は横の繋がりとして、埼玉県に”武蔵野線”を作ろうとするも、各鉄道会社が反発し、県民は東京行きもままならなくなってしまう。

考え抜いた結果、麗は埼玉県の越谷に海を作る計画を立案し、まずは白い砂を持ってくることに。
その砂を手に入れるには和歌山県の白浜に行く必要があり、千葉解放戦線の手を借り、麗は仲間を連れて、船で出航。

だが、船は嵐に遭遇し、麗はひとりだけ和歌山の海岸に漂着。
そこで滋賀解放戦線の桔梗と出会う。

白浜が大阪人のリゾート地になっている現状を知った麗は、まずは桔梗とともに大阪府知事の追っ手から逃れるため、滋賀へと向かうのだった…。


埼玉県民としては、もっと埼玉県をディスって欲しかったー!!
今回は舞台を関西に移しての展開なので、埼玉県の”重要な”部分は序盤と終盤のみに。
それでも滋賀や奈良、和歌山に加え、三重へのディスりっぷりには笑ったけどね。
こういうディスり具合の塩梅はホント上手い!

にしても、和歌山にはパンダが生息しているのね(笑)


いろいろと小ネタもふんだんに織り込んであるので、
それを見つけるのも楽しいかもしれない。
ちなみに、しまむらは普通あんな畑のど真ん中には無いよ(笑)


あとは、麗と桔梗の”関係”とか…
この辺りはネタバレを知る前に早く劇場で観た方が良いかも。

それと、天童よしみさん…(略)


注目は、有名人対決かなぁ。。
まさかあの俳優さんが登場するとは!!
さらにあの俳優さんの過去が暴かれたりと、
ここのシーンが一番笑ったかもしれない♪


そうそう、結構、VFXにも力を入れていたと思います。
行田タワーの扱いには笑った!


ラストは、11月14日の埼玉県民の日ネタ…
さすがに11月にプールには入らないとは思うんだけどね(苦笑)


いやー、、、
いろいろな方面からいろいろと怒られそうな気もするが、
おそらく大丈夫でしょう!

是非とも第3弾も作って欲しいところ。
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