2023年445本目
壮大な茶番劇がスケールアップして帰ってきた！
日頃からお世話になっている埼玉県の映画館で鑑賞。
何かと埼玉県に所縁があるので、見ないわけにはいきません。
麻実麗率いる埼玉解放戦線は、埼玉県人の心をひとつにするため、越谷に海を作ることを計画し、そのために必要な白浜の美しい砂を求めて和歌山へと向かう。
愛あるディスりを関西圏にまで拡大させた本作。
都構想が失敗した腹いせに、冷酷な大阪府知事・嘉祥寺晃が恐ろしい大阪植民地計画を企てるという設定が最高だ。
前作でも行われた有名人出身地対決は今回も抜群に面白かった。
滋賀と協力して大阪を討伐し、内輪揉めしていた埼玉県人に連帯感が生まれ、「武蔵野線」の虹がかかるというなんとすばらしき結末。
サブストーリーの現代パートも、熊谷の暑さであったり、浦和VS大宮の構図であったり、ローカルなネタが詰まっていて楽しかった。
ついこの前訪れた、宇都宮市の大谷資料館がロケ地として使用されていてテンション上がったんだ、知らんけど。
ちなみに、埼玉の映画館で1番ウケていたのは「行田タワー」のシーンでした。
