自ら言っている通りの面白茶番映画。前作では埼玉を解放する革命の物語だったが今作では大阪を筆頭に京都や神戸に虐げられていた滋賀、和歌山、奈良を解放する革命の物語。前作のラストで都市伝説が現実に侵食している終わり方で、続編が出ると聞いた時あの世界観と現実をどう混ぜ込むんだろうと心配してたけどそんなことはなく翔んで埼玉してた。
今作で主要となる大阪と滋賀、どちらも最高に面白おかしく作られてて沢山笑わしてくれた。特に大阪府知事の片岡愛之助は最高の演技だったと思う。粉物に中毒性を持たせるなんて最高の設定。そして滋賀解放戦線のリーダー、滋賀のオスカルを演じた杏。そもそもそんなに好きな女優じゃないけどまぁ面白くはあった。
やっぱりでてきた有名人出身地対決。いくつかチートが見られたがここ一番好き。そしてほぼほぼアウトなんじゃないかと思えるシーンが一つ、オマージュの域を超えてパクリだと思うんだけどあれはアリなのか。個人的には面白くて好きなシーンだが元ネタ側に追求されたらヤバいんじゃない??。
