水と火に関する映像を交互に流し、コントラストの対比を表現したいのは、まあ概ね理解出来る。
ただ如何せん映像が全く面白くない。
どこぞの知らない家庭のホームビデオを流しているような感じで、終始何の興味も沸かず、感情が揺れ動くことは一切なかった。
例えるなら、心霊現象の起きない「ほんとにあった!呪いのビデオ」だろうか・・・。
それと本作の制作年度は2020年とかなり最近なのだが、何故かSD画質だ。
映像美で勝負する作品なのに、画質の面で一般家庭用のビデオカメラに画質で負けるって・・・そりゃ流石にダメだろ!!!
いやー、それにしても本当につまらない作品であった。
上映時間はわずか5分ほどだが、体感では15分くらいに感じてしまった。
正直、YouTubeの「渋谷スクランブル交差点」のライブ映像を見ていた方が、遥かに有意義な時間を過ごせると思う。