光が痛いよ水をくださいやニヒルなどで知られる山川智輝の短編映画。水と火にまつわる話。
4年という長時間をかけて作った作品なのにも関わらず、役者が映った途端一気に気持ちが冷めるような作品でした。今作は日本のインディーズ映画やMVでよく見る臭い演出とか、ライティングがされていて、4年かけて撮った美しいものを人為的にダメにしていた気がします。どれだけの素材があったのか、また火と水にまつわる現場をどれほど抑えられていたのかは謎ですが、人工的な演出をぶち込むくらいだったら、風景だけをまとめた映像にしておいた方が良かったです。制作時間が長いくせにレオスカラックスのパクリをして尺を伸ばそうとしているのが丸わかりで、見てて気持ちが下がってしまいました。
