劇場出たところで抽選結果発表してます！ってスタッフが唐突に呼びかけていて、何だかわからないが自分の座席番号があったので受け付けに行ったら、プリントされたチロルチョコもらえたところが一番今泉力哉的だった。
全体的に今泉力哉感は殆どなかった(と言っても城定秀夫が初鑑賞なのでわからないが)。くすっと笑える感はなく、だからといってつまらないわけでもない。ただやっぱり映画における濡れ場の立ち位置が流石で、そっちは十八番なんだなと。
『猫は逃げた』もそうだけど、キャラの造形がとても良い。テンプレすぎず繊細すぎない感じが丁度いい。
中島歩の雰囲気、とても良い！家族のことだから「手伝う」とか「協力する」とかじゃないんだよ！っていう何もわかってなさが良かった。
撮影は好きじゃなかった。本屋のショットも最初は良いけど繰り返すうちに飽きが来てくるし、それ以外の手持ち風ショットがダメだった。濡れ場の手持ち風ショットは良かったんだけど。
