AkaiKitsune

愛なのにのAkaiKitsuneのレビュー・感想・評価

愛なのに(2021年製作の映画)
2.8
岬ちゃん、いい子だなー。心が洗われた。

「好き」とか「愛している」という(思い込みの)気持ちや言葉は、性行為の前ではいかに脆く曖昧なものか。そこを描くのが上手いと思った。

性行為があることによって、結局、恋だとか愛のすべてが、性行為をするための手段や言い訳になっているようにさえ見えてくる。人間の、そんな混沌や矛盾、滑稽さを映し出している。

「愛を否定するな」

その愛とはなにか?性とは違うものなのか?(こんなことで悩むのは人間だけなんだろうな)
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