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愛なのにのchakoのネタバレレビュー・内容・結末

愛なのに(2021年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

古本屋と猫と女子高生とでジブリの「耳をすませば」ぽいし、ジャケットの瀬戸康史のくたびれた感じとか好きだし、わくわくして鑑賞したら、ベッドシーンで焦った

でも気持ちを切り換えて見たら結構面白く見られたし、結構好きかも

誰一人共感できないし、行動が皆して胸糞なんどけど、「清廉潔白な人なんていないし、結構皆グレーなところで生きてるんだな」って納得

男子高校生が「殴ったらこの子は君のこと好きにならないよ」って言われてるのに殴っちゃうとことか、「俺が洗う」ってハンカチ洗うとことか「2回足しても秒で振られた」とか、可愛すぎる。大人だったらドン引きだけど。今作で一番好印象な人

クズ旦那と浮気相手の「下手」を巡る会話が笑えた。「下手」の連呼だし、旦那も「そんなに?」「どうしたらいい」ってへりくだってるし、この人そんなに悪い人じゃないのかなって。魅力ゼロだけど
浮気相手も「奥さん大事にしな」とかおまえが言うなだし「風俗通えば」ってズレたアドバイスするし面白過ぎた

鑑賞後は、みさきの猛アタックが爽やかで癒やしで可愛く感じた(はじめは、諦めなよって思ってたから)
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