ショートフィルム🎞で実話物は珍しい💫
1930年代、🇩🇪ハンブルク市立美術館で、前衛芸術家アニタ・レーの作品がナチスに没収されようとしていた。
管理人のヴィルヘルム・ヴェルナーは自らの命を危険に晒…
権力は芸術をも支配できると盲信するナチスによる美術史上最悪の略奪。
主に抽象画は燃やされたものもあると言う。若い時はヒトラーだって画家の端くれだったはず。せめて支配する事が燃やす事に繋げるのはやめて…
・背景
ナチ時代の文化・思想統制としては焚書が有名だけれど、北欧を民族ヒエラルキーの最上位においたヒトラーは、芸術分野でも「北方人種」的作品を公認芸術に、前衛美術は「退廃した」ものとして位置づけた。…
ジャケットのシーン。
日本に限らず他国でも、戦時下には「赤紙」が
不吉な知らせの象徴だったのでしょうか。
ウィルヘルムの命懸けの行為は言わずもがな
「隅々まで確認しろよ」が口癖の同僚の行為も粋…
実話なんだ!政治の下で、政府にとって都合の悪いある種の芸術が排除されるという、繰り返されてきたこと…… もちろん国民の、市民の中には芸術を愛し守りたい人間がいるわけで、彼の行動が報われて良かった。ド…
>>続きを読むこれが実話ということの嬉しさと悲しさ。
この人のおかげで守ることができた芸術がある一方で、戦争でうやむやになってどこかにいってしまった、燃えてしまった芸術も数知れず…
以前に鑑賞した「ミケランジェ…