ミーシャと狼に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『ミーシャと狼』に投稿された感想・評価

Hipposky

Hipposkyの感想・評価

3.0
10.2048

犠牲者を疑ってはいけないという欺瞞
慰安婦問題にも通づる犠牲者は常に正しいという歪んだ、けれど見落としがちな話。

始まりの言葉が印象的だったというか、効果的だった…

何が真実で何が偽りかは、その人の視点によって見え方が変わる。
ホロコースト生存者の体験を疑うことなんて出来ない。でも、軽い気持ちで語ってはいけな…

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「人の数だけ真実がある」という言葉を思い出した。事実は真実とは違う。そこには必ず、語る本人の思いが込められるから。

歴史も勝者が語り継ぐ物語と言われるように、事実と言われるものも鵜呑みにしてはいけ…

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mamiko

mamikoの感想・評価

3.8
悲しい話 最後に専門家が「ミーシャは犠牲者でもあり悪役でもある」って言ってるのみて「悪役じゃないでしょ😠」って思ったけど「この物語の上では」って付け足してて考えさせられた

このレビューはネタバレを含みます

ホロコーストの犠牲者で山野を狼と暮らしたというミーシャは実はカトリック教徒で、父親はベルギーのレジスタンスでありながら、その自慢癖で捕まり、仲間を売った裏切り者だった。結果的に彼女の両親はドイツの強…

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りたお

りたおの感想・評価

2.9
途中のおっ、ってなる演出にびっくり。
ここまでやりきれるのってやっぱ普通じゃない、悪い意味で特別な人だったんだと思う。

このレビューはネタバレを含みます

空想の出来事をあんな純粋に話せるってどうなっちゃってるんだろう。

外国の人はあんなおしゃれな家に住んでていいなーと思ったらそれもセットだった
演出…
hideology

hideologyの感想・評価

3.5
Zazzy的に言えば「なんそれ。」

壊れた人の心の闇が産んだ予想を裏切る展開にモヤモヤが止まらないんです。

本当に信じられるものを見極める目を養う事の大切さが身に沁みる。
CCC

CCCの感想・評価

3.5
嘘だし、事実じゃないが、ミーシャにとっては真実だったのかもしれん。

ボストン在住のホロコーストのサバイバーであるミーシャは地域のユダヤ人コミュニティからホロコーストの体験を話してほしいと依頼を受ける。
ここで話した彼女の特異な体験が話題を呼び、ある出版社から自伝の出…

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