さまざまな要素を含んだ、小説より奇なるストーリー。
ホロコーストの被害者に対する冒涜は、幼少期の過酷な経験も、決して免罪符にはならないだろうが、人々が信じてしまったがゆえに、心を寄せてしまったがため…
このレビューはネタバレを含みます
戦争中、離れ離れになった両親を探すため1人森を彷徨った少女が、狼と暮らし仲間になることでホロコーストを生き延びた…というまるでディズニー映画のような実話。
が、そうじゃなかった、という話。
騙され…
自然や動物が好きなので、感動的なネイチャードキュメンタリーかと思って観ていたら大間違い。
とんでもない方向に話が進んでいき、口をあんぐり開けながら見ていました。
しかし、ある意味皆犠牲者でありなが…
どんどん真実が明らかになっていくから目が離せなかった。嘘をついてたミーシャはもちろん悪いと思うけど、サーシャが出版しようって誘わなければこの話はミーシャの中だけで完結してた夢物語だったのかなって思う…
>>続きを読む「戦争で散々な目に遭った」と吹聴する人の話がいかに馬鹿げた内容に思えても、その真偽を追求することはためらってしまう心理。
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