愛しさも憎しみも入り交じった地元からの予期せぬ便りは亡き知人への死に化粧の依頼
老人施設住まいでやることといったらこそこそタバコをふかすか、紙ナプキンを丁寧に折るくらい
シャバに出ればすっかり変わってしまった街や人
かつてのカリスマを知る人など…
と思いきや、余程のインパクトと実力だったのが伺える街の人々の反応
裏切り、贖罪、最期の時…
人々と会話を重ねる度に昔を思いだし、懐かしみ、そして活力を取り戻していく様に、こちらも元気を貰う
ラストは、死に化粧の依頼主の孫同様、良い意味での「マジかよ」とともに、クスリとさせてくれた